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大人の溶連菌感染症の症状の特徴(咳や発疹・潜伏期間・初期症状など)

溶連菌感染症の特徴

溶連菌感染症の特徴は、のどの痛みと38〜39度に達する発熱です。
この他にも、舌にイチゴの種のような発疹ができたり(「イチゴ舌」)、体中に小さな赤い発疹ができたり、首すじのリンパ腺が腫れたりする場合もあります。頭痛や腹痛がみられる例もありますが、風邪のように咳や鼻水が症状として現れることはほとんどありません。

大人の場合、子供に比べて溶連菌に対する免疫があるため、症状は子供より軽くなる傾向があります。


溶連菌感染によって起こる疾患とその症状について、以下にまとめてみました。
  • 咽頭炎:発熱とともに口の中やのどが腫れて痛む病気。
  • 扁桃炎:咽頭炎と同じ症状に加えて扁桃腺が腫れ、膿がたまることもあります。
  • 猩紅熱(しょうこうねつ):咽頭炎の症状に加えて舌が赤く腫れ、イチゴのようなブツブツができます(イチゴ舌)。
  • リウマチ熱:全身の関節が痛む病気。心臓病の原因となる場合もあります。
  • 急性糸球体腎炎:倦怠感、尿の量の減少・血尿・蛋白尿、血圧の上昇などが見られる病気で、溶連菌感染症が治ってから数週間後に起こることがあります。入院して安静にしていれば回復し、後遺症などが残ることもありません。
  • 飛び火:溶連菌が皮膚に感染すると、皮膚が化膿する飛び火の原因となることがあります。

溶連菌感染症の潜伏期間

溶連菌感染症の潜伏期間は2-4日間です。
感染した可能性がある場合は、医療機関でのどに付着している細菌を採取して検査を行います。
検査時間は10分程度で、溶連菌に感染していることがわかれば抗生物質や対症療法のための薬が処方されます。
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